石川広行/岸本賢治 "Improvisations"
この盤は、本年11月に石神井公園に聴きに行った小さなジャズ祭に出ていたユニットが会場で売っていたアルバムです。
個人的には、下記の2人の演奏だけ聴ければokだったので、未チェックでした
"須川崇志, 吉本章紘 デュオ(20181103)"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64646978.html)
が、同じ会場で購入していたS氏にお借りすることができまして、聴かせてもらってます。
会場ではベース、ドラムを擁したカルテットでの演奏をしていましたが、この盤ではデュオの演奏を聴くことができます。
石川広行(Tp)、岸本賢治(G)
演奏曲は、Improvisationと題された即興が3曲と、スタンダードが1曲というのがオリジナルで、ここにはボーナストラックとしてスタンダードが3曲追加されています。
1.Improvisation #01
2.All The Things You Are
3.Improvisation #02
4.Improvisation #03
Bonus track
5.The Nearness of You
6.Body And Soul
7.Stella by Starlight
まず何と言っても冒頭のギターでの低音の一撃が、結構なインパクトを与える。
曲目を見てわかる通り、即興とスタンダードが半々の割合で演奏されるが、冒頭が即興曲。
即興の曲では、ギターが低音を響かせてベースを作りながらだったり、弦をミュートさせて響きを廃したサウンドだったりとバリエーション多くいろんなパターンのサウンドでいろんな意味で少々の泣きの気配を孕んだようなフレーズを奏でると、トランペットがよりエモーショナルに感じられるようなサウンドをパラパラと散りばめる。
即興は抽象度高めのちょっと捉えどころのない感じのもので、音色とサウンドの重なり合いに面白さを
感じられれ...というもの。
打って変わってスタンダードは、ストレートにテーマを奏で、ギターの盤石な伴奏に乗っかって、トランペットが美旋律を朗々と吹ききるような、ごくごくオーソドックスな演奏で、そのギャップにも驚く。
おそらく普段から演奏して馴染んでいる曲を普段通りにリリカルにスウィンギーに演奏しただけではないかと推測。
しかし、後半3曲のスタンダードがボーナストラック扱いになっているが、前半4曲で完結する素のアルバムの難易度の高さは、相当のものがあると思うのだが...。
ベストは、2曲めで良いと思います。
https://zujarecords.bandcamp.com/album/jazz-in-nippon-recorded-at-bar-time-hiroyku-ishikawa-yoshiharu-kishimoto-improvisations-vol-01
個人的には、下記の2人の演奏だけ聴ければokだったので、未チェックでした
"須川崇志, 吉本章紘 デュオ(20181103)"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64646978.html)
が、同じ会場で購入していたS氏にお借りすることができまして、聴かせてもらってます。
会場ではベース、ドラムを擁したカルテットでの演奏をしていましたが、この盤ではデュオの演奏を聴くことができます。
石川広行(Tp)、岸本賢治(G)
演奏曲は、Improvisationと題された即興が3曲と、スタンダードが1曲というのがオリジナルで、ここにはボーナストラックとしてスタンダードが3曲追加されています。
1.Improvisation #01
2.All The Things You Are
3.Improvisation #02
4.Improvisation #03
Bonus track
5.The Nearness of You
6.Body And Soul
7.Stella by Starlight
まず何と言っても冒頭のギターでの低音の一撃が、結構なインパクトを与える。
曲目を見てわかる通り、即興とスタンダードが半々の割合で演奏されるが、冒頭が即興曲。
即興の曲では、ギターが低音を響かせてベースを作りながらだったり、弦をミュートさせて響きを廃したサウンドだったりとバリエーション多くいろんなパターンのサウンドでいろんな意味で少々の泣きの気配を孕んだようなフレーズを奏でると、トランペットがよりエモーショナルに感じられるようなサウンドをパラパラと散りばめる。
即興は抽象度高めのちょっと捉えどころのない感じのもので、音色とサウンドの重なり合いに面白さを
感じられれ...というもの。
打って変わってスタンダードは、ストレートにテーマを奏で、ギターの盤石な伴奏に乗っかって、トランペットが美旋律を朗々と吹ききるような、ごくごくオーソドックスな演奏で、そのギャップにも驚く。
おそらく普段から演奏して馴染んでいる曲を普段通りにリリカルにスウィンギーに演奏しただけではないかと推測。
しかし、後半3曲のスタンダードがボーナストラック扱いになっているが、前半4曲で完結する素のアルバムの難易度の高さは、相当のものがあると思うのだが...。
ベストは、2曲めで良いと思います。
https://zujarecords.bandcamp.com/album/jazz-in-nippon-recorded-at-bar-time-hiroyku-ishikawa-yoshiharu-kishimoto-improvisations-vol-01
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