Buffering Cocoon" Now Vs Now
Now Vs Now名義ですが、Jason Lindnerのアルバムで本年9月にリリースされたもの。
リリース前に発注したものの入荷されずに他の理由(HMVのコンビニ受取は分割出荷できない)キャンセルしたものが、年末になって在庫ありになっていたので抱き合わせの1枚として入手したもの。
Jason Lindnerのリーダー作を購入した記録を検索すると、Giulia Valle買いした"1,2,3,ETC"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59539604.html)だけが出てきて、このあとリーダー作は出てないのか?とamazonを検索したら、本作の前身作"Now Vs Now"(https://www.amazon.co.jp/dp/B002N1AEGO/)が見つかりました。
が試聴した感じでは、当時この手のサウンドを買ってないのは、自分で納得です。
サイド参加作は、Giulia Valle, Omer Avital, Donny Mccaslinのリーダー作いずれも複数枚と、結構な量を聴いてはいます。
そして、David Bowieの"★ Black Star"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63600921.html)
これに参加したことで、世間的にも脚光を浴び、そんな状態で満を持してのリーダー作リリースというのもあって、本作は聴いてみたい作品ではありました。
メンツは、
Jason Lindner(Syn, P)、Panagiotis Andreou(B, Vo:3)、Justin Tyson(Ds)
Sasha Masakowski(Vo:11)、Steve Wall(Syn, Per:10)、Natasha Diggs(Word:5)
7曲めがトラディショナルで、他は共作も含むJason Lindnerのオリジナルで、全部で12曲で
よさそうです。
01 Buffering 3%
02 Cloud Fishing
03 Glimmer
04 Motion Potion
05 Silkworm Society
06 Buffering 43%
07 1.1.8Pergamos
08 Squoosh
09 400 PPM
10 The Scarecrow (Silkworm Society Remix)
11 Accelerating Returns
12 Buffering Failed - Restart
冒頭は、カセットテープをセットする音で、直後の音が歪むのはテープの伸びをイメージしているんでしょう。
その頃のサウンドをリスペクトしていることを諮詢していると解釈したが。
ほとんどが電子楽器と電子音によるサウンド。パルシブでミニマルなリズムを主体とし、エレクトロニカ的なブチブチという音が散りばめられる。
曲調としては、ドラマチックに大仰なものが多く、しっかりアレンジされている感じ。
David Bowie の遺作のブレーンと言われるJason Lindnerだが、それほどDavid Bowie のアルバムからの影響を感じさせるものではなく、より明度高く、ポップな印象。
10曲めがインストで、11曲めが女性ボーカルが入るが、この辺がDavid Bowieの世界観に一番近いかなぁと聴いたがはてさて。
特に前半の曲で顕著だと思うが、2曲めのドラムパターンが如実で、他にも和音のつなげ方、
裏で薄く鳴ってる音が数カ所いろんなバリエーションで、一瞬のリフ、ココというとき出てくる音色と、Yellow Magic Orchestra をたっぷりと聴いてきた耳には、そこここで過剰反応したくなるような音がしてて、実に楽しい。
冒頭に書いた通り、カセットテープを使っていた時代のサウンド、特にテクノ、テクノポップ、の影響を色濃く感じるのは、自分の感性、琴線の触れる部分を強調したからだけではないと思う。
ちゃんと聴いていないこの前作は、Meshell ndegeocelloがプロデュースで、本作とはドラムが異なりMark guilianaが叩いている。
ゲストも多彩で、Avishai cohen. Anat cohen, Kurt rosenwinkelなんて名前も見える。
エレクトリックトリオなんで、ジャズ感よりも流行りのサウンド(ブラックミュージックが主、ラップなんかもあるよう)を多く取り入れたように聴いたが、まだちょっと消化しきれていない気配もありそうな..。
機会があったら、聴いてみたい。
ベストは、ラストスパート的な12曲めにしましょう。
"Buffering Cocoon" Now Vs Now(https://www.amazon.co.jp/dp/B07D51Y7SL/)
リリース前に発注したものの入荷されずに他の理由(HMVのコンビニ受取は分割出荷できない)キャンセルしたものが、年末になって在庫ありになっていたので抱き合わせの1枚として入手したもの。
Jason Lindnerのリーダー作を購入した記録を検索すると、Giulia Valle買いした"1,2,3,ETC"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59539604.html)だけが出てきて、このあとリーダー作は出てないのか?とamazonを検索したら、本作の前身作"Now Vs Now"(https://www.amazon.co.jp/dp/B002N1AEGO/)が見つかりました。
が試聴した感じでは、当時この手のサウンドを買ってないのは、自分で納得です。
サイド参加作は、Giulia Valle, Omer Avital, Donny Mccaslinのリーダー作いずれも複数枚と、結構な量を聴いてはいます。
そして、David Bowieの"★ Black Star"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63600921.html)
これに参加したことで、世間的にも脚光を浴び、そんな状態で満を持してのリーダー作リリースというのもあって、本作は聴いてみたい作品ではありました。
メンツは、
Jason Lindner(Syn, P)、Panagiotis Andreou(B, Vo:3)、Justin Tyson(Ds)
Sasha Masakowski(Vo:11)、Steve Wall(Syn, Per:10)、Natasha Diggs(Word:5)
7曲めがトラディショナルで、他は共作も含むJason Lindnerのオリジナルで、全部で12曲で
よさそうです。
01 Buffering 3%
02 Cloud Fishing
03 Glimmer
04 Motion Potion
05 Silkworm Society
06 Buffering 43%
07 1.1.8Pergamos
08 Squoosh
09 400 PPM
10 The Scarecrow (Silkworm Society Remix)
11 Accelerating Returns
12 Buffering Failed - Restart
冒頭は、カセットテープをセットする音で、直後の音が歪むのはテープの伸びをイメージしているんでしょう。
その頃のサウンドをリスペクトしていることを諮詢していると解釈したが。
ほとんどが電子楽器と電子音によるサウンド。パルシブでミニマルなリズムを主体とし、エレクトロニカ的なブチブチという音が散りばめられる。
曲調としては、ドラマチックに大仰なものが多く、しっかりアレンジされている感じ。
David Bowie の遺作のブレーンと言われるJason Lindnerだが、それほどDavid Bowie のアルバムからの影響を感じさせるものではなく、より明度高く、ポップな印象。
10曲めがインストで、11曲めが女性ボーカルが入るが、この辺がDavid Bowieの世界観に一番近いかなぁと聴いたがはてさて。
特に前半の曲で顕著だと思うが、2曲めのドラムパターンが如実で、他にも和音のつなげ方、
裏で薄く鳴ってる音が数カ所いろんなバリエーションで、一瞬のリフ、ココというとき出てくる音色と、Yellow Magic Orchestra をたっぷりと聴いてきた耳には、そこここで過剰反応したくなるような音がしてて、実に楽しい。
冒頭に書いた通り、カセットテープを使っていた時代のサウンド、特にテクノ、テクノポップ、の影響を色濃く感じるのは、自分の感性、琴線の触れる部分を強調したからだけではないと思う。
ちゃんと聴いていないこの前作は、Meshell ndegeocelloがプロデュースで、本作とはドラムが異なりMark guilianaが叩いている。
ゲストも多彩で、Avishai cohen. Anat cohen, Kurt rosenwinkelなんて名前も見える。
エレクトリックトリオなんで、ジャズ感よりも流行りのサウンド(ブラックミュージックが主、ラップなんかもあるよう)を多く取り入れたように聴いたが、まだちょっと消化しきれていない気配もありそうな..。
機会があったら、聴いてみたい。
ベストは、ラストスパート的な12曲めにしましょう。
"Buffering Cocoon" Now Vs Now(https://www.amazon.co.jp/dp/B07D51Y7SL/)
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