"Lebroba" Andrew Cyrille
Andrew Cyrilleというドラマーのリーダー作で、ECMレーベルからリリースされたもの。
個人的には、彼のリーダー作を聴くのはこれが初めてです。
ちょっと調べたら、Ceci Taylorのドラマーを10年つとめ、Carla Bleyのバンドでも活躍した経歴をもつようなキャリアの人でした。
自Blogでは、Trio3というユニットのアルバムに名前がありました。
"wiring" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62902233.html)
メンツは、Wadada Leo SmithとBill Frisellを擁した変則的なトリオ編成。
Wadada Leo Smith(Tp)、Bill Frisell(G)、Andrew Cyrille(Ds)
演奏曲は以下の通り。、Andrew Cyrilleが2曲、Wadada Leo SmithとBill Frisellが各1曲のオリジナルに3人での即興が1曲(4)で全部で5曲。
1 Worried Woman
2 Turiya:Alice Coltrane Meditations and Dreams:Love
3 Lebroba
4 TGD
5 Pretty Beauty
変則的トリオ編成ではあるが、昨年ベストに挙げているJohn Raymond盤(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64590098.html)と同じ楽器構成だが印象はかなり異なる。
こちらは、ドラムの音数がかなり少なく、シンバルとスネア、シンバルとタムといった2種に抑え、しかもビートを刻むようなドラミングではなく訥々としたもの。
さらにBill Frisellのギターも、フレーズにならない、単音を鳴らすような場面が大半で、たっぷりと空間を空けていくような演奏。
その中で、Wadada Leo Smithのトランペットが空いた空間を切り裂くような鮮烈な音を撒き散らしいく。
このアルバムは、このWadada Leo Smithのサウンドが全体を支配しているような印象で満ちており、このサウンドにシンパシーを感じられたら聴きどころをとらえたと言えそう。
ECM好きには好意的に受け入れられ、そうでない人にはちと難解に聴こえる、そういう意味ではECMらしい作品と言えるでしょう。
ということで、この盤は買っておらず、聴かせていただいたものでありました。
ベストは、Bill Frisellが往時を彷彿とさせるフレーズを聴かせる3曲めにします。
"Lebroba" Andrew Cyrille(https://www.amazon.co.jp/dp/B07H5VV6RJ/)
個人的には、彼のリーダー作を聴くのはこれが初めてです。
ちょっと調べたら、Ceci Taylorのドラマーを10年つとめ、Carla Bleyのバンドでも活躍した経歴をもつようなキャリアの人でした。
自Blogでは、Trio3というユニットのアルバムに名前がありました。
"wiring" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62902233.html)
メンツは、Wadada Leo SmithとBill Frisellを擁した変則的なトリオ編成。
Wadada Leo Smith(Tp)、Bill Frisell(G)、Andrew Cyrille(Ds)
演奏曲は以下の通り。、Andrew Cyrilleが2曲、Wadada Leo SmithとBill Frisellが各1曲のオリジナルに3人での即興が1曲(4)で全部で5曲。
1 Worried Woman
2 Turiya:Alice Coltrane Meditations and Dreams:Love
3 Lebroba
4 TGD
5 Pretty Beauty
変則的トリオ編成ではあるが、昨年ベストに挙げているJohn Raymond盤(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64590098.html)と同じ楽器構成だが印象はかなり異なる。
こちらは、ドラムの音数がかなり少なく、シンバルとスネア、シンバルとタムといった2種に抑え、しかもビートを刻むようなドラミングではなく訥々としたもの。
さらにBill Frisellのギターも、フレーズにならない、単音を鳴らすような場面が大半で、たっぷりと空間を空けていくような演奏。
その中で、Wadada Leo Smithのトランペットが空いた空間を切り裂くような鮮烈な音を撒き散らしいく。
このアルバムは、このWadada Leo Smithのサウンドが全体を支配しているような印象で満ちており、このサウンドにシンパシーを感じられたら聴きどころをとらえたと言えそう。
ECM好きには好意的に受け入れられ、そうでない人にはちと難解に聴こえる、そういう意味ではECMらしい作品と言えるでしょう。
ということで、この盤は買っておらず、聴かせていただいたものでありました。
ベストは、Bill Frisellが往時を彷彿とさせるフレーズを聴かせる3曲めにします。
"Lebroba" Andrew Cyrille(https://www.amazon.co.jp/dp/B07H5VV6RJ/)
この記事へのコメント