"Trio '97: At The Village Vanguard" Fred Hersch
Fred Herschの1997年のVillage Vanguardでの演奏の蔵出し音源です。
積極的に買って聴くまで、Fred HerschというとVillage Vanguardのライブだけ買っているような状態で、下記しているのがそのVillage Vanguardでの演奏を紹介した記事で一番古いのが2002年のものでした。
"live at the Village Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a42519413.html)
"Alive at the Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61559678.html)
"Alone at the Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61865504.html)
"Free Flying"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62298826.html)
"Floating"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62756816.html)
"solo"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63454596.html)
そんなだったので、Village Vanguardでのライブで過去聴いたものより古い音源と言う意味でもちょっと興味津々だったもの。
これ、実は昨年のライブに赴いた際、コアなファンの面々から存在することを聞いていて、市販に向けて動いたのもその前後だったはずですが、その一端はジャケ裏に書かれている日本人の名前を見ると窺い知れるわけであります。
だから、元の音源はもっとあって、そこから厳選して1枚にまとまっていることも実は知っていて..。
"Solo (20180222)"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64424121.html)
メンツは、2002年のときからドラムが変わっている下記の面々。
Fred Hersch(P)、Drew Gress(B)、Tom Rainey(Ds)
演奏曲は、Fred Herschのオリジナル2曲にスタンダード多めの構成。
01 Easy To Love
02 My Funny Valentine
03 Three Little Words
04 Evanessence
05 Andrew John
06 I Wish I Knew
07 Swamp Thang
08 You Don’t Know What Love Is
Bonus
09 The Nearness of You
3者それぞれの出す音がいずれもパリッとした音で、録音自体が粒立ちの良い音で録れているというのもありそうだが、確たる信念に基づいた自身溢れる音出しをしているが故のこの音なんではないかと。
そんな音色のせいもあるかと思うが、硬質な雰囲気を漂わせながら、それでいて流れるように朗々とフレーズを繰り出しイキイキとした演奏に仕上がっている。
繊細な表現けから、ダイナミックな表現と同じ曲の中でも大胆に表現を変えてきてそういう大胆な展開でありながら、
3者の阿吽の呼吸と言いたいような、その場の雰囲気に絶妙に合わせたサウンドを、しっかりタイミングを合わせて繰り出してくる。
聴いていてワクワクさせられるというか、興奮してくるというか実に圧巻な演奏を聴かせる。
前述の通り、この音源は本人が持っていた当時のライブの記録を蔵出ししたもので、実はこんな音源がまだまだ存在するんじゃないか。
ここのところ、温故知新な音源のリリースを積極的におこなっているので、この後も同様に蔵出し音源のリリースがあるんじゃないかと期待させられる。
ベストは、8曲めで良いと思います。
"Trio '97: At The Village Vanguard" Fred Hersch (https://www.amazon.co.jp/dp/B07K2FL3T8/)
積極的に買って聴くまで、Fred HerschというとVillage Vanguardのライブだけ買っているような状態で、下記しているのがそのVillage Vanguardでの演奏を紹介した記事で一番古いのが2002年のものでした。
"live at the Village Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a42519413.html)
"Alive at the Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61559678.html)
"Alone at the Vanguard"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a61865504.html)
"Free Flying"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62298826.html)
"Floating"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62756816.html)
"solo"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63454596.html)
そんなだったので、Village Vanguardでのライブで過去聴いたものより古い音源と言う意味でもちょっと興味津々だったもの。
これ、実は昨年のライブに赴いた際、コアなファンの面々から存在することを聞いていて、市販に向けて動いたのもその前後だったはずですが、その一端はジャケ裏に書かれている日本人の名前を見ると窺い知れるわけであります。
だから、元の音源はもっとあって、そこから厳選して1枚にまとまっていることも実は知っていて..。
"Solo (20180222)"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64424121.html)
メンツは、2002年のときからドラムが変わっている下記の面々。
Fred Hersch(P)、Drew Gress(B)、Tom Rainey(Ds)
演奏曲は、Fred Herschのオリジナル2曲にスタンダード多めの構成。
01 Easy To Love
02 My Funny Valentine
03 Three Little Words
04 Evanessence
05 Andrew John
06 I Wish I Knew
07 Swamp Thang
08 You Don’t Know What Love Is
Bonus
09 The Nearness of You
3者それぞれの出す音がいずれもパリッとした音で、録音自体が粒立ちの良い音で録れているというのもありそうだが、確たる信念に基づいた自身溢れる音出しをしているが故のこの音なんではないかと。
そんな音色のせいもあるかと思うが、硬質な雰囲気を漂わせながら、それでいて流れるように朗々とフレーズを繰り出しイキイキとした演奏に仕上がっている。
繊細な表現けから、ダイナミックな表現と同じ曲の中でも大胆に表現を変えてきてそういう大胆な展開でありながら、
3者の阿吽の呼吸と言いたいような、その場の雰囲気に絶妙に合わせたサウンドを、しっかりタイミングを合わせて繰り出してくる。
聴いていてワクワクさせられるというか、興奮してくるというか実に圧巻な演奏を聴かせる。
前述の通り、この音源は本人が持っていた当時のライブの記録を蔵出ししたもので、実はこんな音源がまだまだ存在するんじゃないか。
ここのところ、温故知新な音源のリリースを積極的におこなっているので、この後も同様に蔵出し音源のリリースがあるんじゃないかと期待させられる。
ベストは、8曲めで良いと思います。
"Trio '97: At The Village Vanguard" Fred Hersch (https://www.amazon.co.jp/dp/B07K2FL3T8/)
この記事へのコメント