Herbie Hancock "Tokyo 2016"
2010年にアルバム "Imagine Project"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a59963827.html) がリリースされてからなりを潜めている(わけではなくAnniversary的なイベントでだけ名前を見る)Herbie Hancockですが、ここ数年新譜のための録音を進めているという噂だけは流布されてますが新譜が出るという具体的な日程等は全然出てこない状況が続いております。
そんな状況のなか、あるBootlegを買おう!!というモチベーションがあがったので、あわせて最近のHerbie Hancockの演奏を聴いてみようと思ったのが、本盤の入手動機。
そもそも入手しようと思ったBootlegは、Pat Metheny関連の下記2枚でありました。
"Tokyo 2009"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64733043.html)
"Dusseldorf 2018"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64733106.html)
要するに、Herbie Hancockの新作が早く聴いてみたいというのが率直なところ。
先日、某タイミングでこれ(のActual Proof)をかけたら、その直後に返す刀的に、Marcin Wasilewskiの"Live" (https://www.amazon.co.jp/dp/B07DXJJL6Y/)の6曲め(Actual Proof)をかけられたのが、この盤を買う動機になっていることも否定いたしません。
本作は、2016年の「東京JAZZ」(http://www.tokyo-jazz.com/2016/)での音源を・・したもので、中堅実力者を揃えて、往年のヒット曲を演奏しましたというスタンスは否定できるものではありません。
でも、80歳を目前にしたこの年齢でどんな演奏を披露しているかってのは興味津々ではあります。
メンツは以下の通り。
Herbie Hancock(P)、Terrace Martin(Kbd,Sax)、James Genus(B)、Trevor Lawrence Jr.(Ds)、Lalah Hathaway(Vo3)
演奏曲は以下の通り。
1.Actual Proof
2.Overture
3.Come Running To Me
4.Mirror
5.Cantaloupe Island
6.Chameleon
バスドラの連打を中心としたイントロからの有名曲。短めの演奏で、曲としてもライブのイントロ的な役割がありそう。
MCが入ってメンバー紹介から、ちょっとエキゾチックなリズムから、組曲的にサウンドカラーを変えつつ、さまざまなヒット曲なんかも混ぜ込んでくる長尺の2曲め
Lalah Hathawayが入って渋いボーカルを聴かせる3曲め。
が、そのLalah Hathawayは、これと短めの次の曲の2曲だけという贅沢な起用。
後半は、Cantaloupe IslandからChameleonと、こちらも元曲のイメージを崩さない演奏。
Terrace MartinがSaxでテーマを奏で、Herbie Hancockとソロの応酬をみせる。このソロの応酬は聴きごたえあり。
2曲めでのTerrace Martinのキーボードが実にファンクなサウンドを突っ込んできてファンク濃度が上昇してる印象。
もっとも、ここぞというところはHerbie Hancockが持ってって格好良いソロをしっかりと決めてくる。そのセンスの良さは健在。
長らく新作録音中って噂は聞こえてきていて、ここでの新しいサウンドの片鱗も期待したが、Terrace Martinの繰り出すサウンドが片鱗なのかなぁと勘ぐるが。
ホールトーンで響くバスドラが目立つのは会場での録音らしさで、これが実は一番印象的。
ベストは、いろいろなテイストを混ぜ込んでいて楽しい2曲めと思ったら25分もあるので、躊躇するが、ここがハイライトであることは間違いなさそう。
http://www.cyberseekers.com/promo_hh2016-j.htm
そんな状況のなか、あるBootlegを買おう!!というモチベーションがあがったので、あわせて最近のHerbie Hancockの演奏を聴いてみようと思ったのが、本盤の入手動機。
そもそも入手しようと思ったBootlegは、Pat Metheny関連の下記2枚でありました。
"Tokyo 2009"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64733043.html)
"Dusseldorf 2018"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64733106.html)
要するに、Herbie Hancockの新作が早く聴いてみたいというのが率直なところ。
先日、某タイミングでこれ(のActual Proof)をかけたら、その直後に返す刀的に、Marcin Wasilewskiの"Live" (https://www.amazon.co.jp/dp/B07DXJJL6Y/)の6曲め(Actual Proof)をかけられたのが、この盤を買う動機になっていることも否定いたしません。
本作は、2016年の「東京JAZZ」(http://www.tokyo-jazz.com/2016/)での音源を・・したもので、中堅実力者を揃えて、往年のヒット曲を演奏しましたというスタンスは否定できるものではありません。
でも、80歳を目前にしたこの年齢でどんな演奏を披露しているかってのは興味津々ではあります。
メンツは以下の通り。
Herbie Hancock(P)、Terrace Martin(Kbd,Sax)、James Genus(B)、Trevor Lawrence Jr.(Ds)、Lalah Hathaway(Vo3)
演奏曲は以下の通り。
1.Actual Proof
2.Overture
3.Come Running To Me
4.Mirror
5.Cantaloupe Island
6.Chameleon
バスドラの連打を中心としたイントロからの有名曲。短めの演奏で、曲としてもライブのイントロ的な役割がありそう。
MCが入ってメンバー紹介から、ちょっとエキゾチックなリズムから、組曲的にサウンドカラーを変えつつ、さまざまなヒット曲なんかも混ぜ込んでくる長尺の2曲め
Lalah Hathawayが入って渋いボーカルを聴かせる3曲め。
が、そのLalah Hathawayは、これと短めの次の曲の2曲だけという贅沢な起用。
後半は、Cantaloupe IslandからChameleonと、こちらも元曲のイメージを崩さない演奏。
Terrace MartinがSaxでテーマを奏で、Herbie Hancockとソロの応酬をみせる。このソロの応酬は聴きごたえあり。
2曲めでのTerrace Martinのキーボードが実にファンクなサウンドを突っ込んできてファンク濃度が上昇してる印象。
もっとも、ここぞというところはHerbie Hancockが持ってって格好良いソロをしっかりと決めてくる。そのセンスの良さは健在。
長らく新作録音中って噂は聞こえてきていて、ここでの新しいサウンドの片鱗も期待したが、Terrace Martinの繰り出すサウンドが片鱗なのかなぁと勘ぐるが。
ホールトーンで響くバスドラが目立つのは会場での録音らしさで、これが実は一番印象的。
ベストは、いろいろなテイストを混ぜ込んでいて楽しい2曲めと思ったら25分もあるので、躊躇するが、ここがハイライトであることは間違いなさそう。
http://www.cyberseekers.com/promo_hh2016-j.htm
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