"Trilogy II" Chick Corea
Chick Coreaの"Trilogy"は、2013年9月に1つめがリリースされていましたが、このときも国内盤が先行発売されていて輸入盤を待っていたら、2013年の年間ベストに挙げている人が多く、年が明けてから国内盤を購入しています。
結局、輸入盤は約1年後にリリースされたので、待たないで正解だったということがありました。
その2作めが2018年の12月に国内盤が先行リリースされました。
上述のとおり買うなら輸入盤を待たずに国内盤を買うべきなのですが、"買うなら"でちょっと迷いまして、結局、年が明けてから国内盤を購入しました。
前作の紹介は
"Trilogy"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62465842.html)
前作は、2010年2012年の演奏をまとめたもので、本作は同じ2010年2012年の演奏が半分に、2016年の演奏を半分加えた構成。ただ、同じ日の演奏は少なく2012/11/23の2曲だけのよう。
メンツは盤石の3人。
Chick Corea(P)、Christian McBride(B)、Brian Blade(Ds)
演奏曲は、スタンダード、Chick coreaのおなじみの曲にStevie Wonder等をいれたもの。
Dins1
1. How Deep Is the Ocean
2. 500 Miles High
3. Crepuscule with Nellie
4. Work
5. But Beautiful
6. La Fiesta
Disk2
1. Eiderdown
2. All Blues
3. Pastime Paradise
4. Now He Sings, Now He Sobs
5. Serenity
6. Lotus Blossom
いわゆるピアノトリオの王道的な演奏で、なんのてらいもなくストレートにジャズを演奏しているような作品。
淀みなく次から次へとフレーズを繰り出し、そのフレーズ毎にちょっとずつ雰囲気が変化して息をもつかせぬ展開を見せる。
創造性豊かなフレーズに、丁々発止のインタープレイを名手ならではのクオリティで聴かせるから、そりゃ悪かろうはずがない。
さらに、選曲がスタンダードは言うに及ばず、Chick Coreaが故の選曲が嬉しいところ。
500 Miles High、La FiestaにNow He Sings, Now He Sobsと来た日には、泣く子も黙るどころか笑い出すんじゃないかと。
そんななんで、まったくもって身構えずに聴けるくらいにはオーソドックスでありながら、わくわくさせるだけの展開のおもしろさも持ち合わせている。
そんなところがこの作品の大いなる価値になっている。
ベストは、だからどの曲でも良いんですが、短時間に凝縮されたDisk1の4曲めにしましょう。
"Trilogy II" Chick Corea(https://www.amazon.co.jp/dp/B07J34K4DY/)
結局、輸入盤は約1年後にリリースされたので、待たないで正解だったということがありました。
その2作めが2018年の12月に国内盤が先行リリースされました。
上述のとおり買うなら輸入盤を待たずに国内盤を買うべきなのですが、"買うなら"でちょっと迷いまして、結局、年が明けてから国内盤を購入しました。
前作の紹介は
"Trilogy"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62465842.html)
前作は、2010年2012年の演奏をまとめたもので、本作は同じ2010年2012年の演奏が半分に、2016年の演奏を半分加えた構成。ただ、同じ日の演奏は少なく2012/11/23の2曲だけのよう。
メンツは盤石の3人。
Chick Corea(P)、Christian McBride(B)、Brian Blade(Ds)
演奏曲は、スタンダード、Chick coreaのおなじみの曲にStevie Wonder等をいれたもの。
Dins1
1. How Deep Is the Ocean
2. 500 Miles High
3. Crepuscule with Nellie
4. Work
5. But Beautiful
6. La Fiesta
Disk2
1. Eiderdown
2. All Blues
3. Pastime Paradise
4. Now He Sings, Now He Sobs
5. Serenity
6. Lotus Blossom
いわゆるピアノトリオの王道的な演奏で、なんのてらいもなくストレートにジャズを演奏しているような作品。
淀みなく次から次へとフレーズを繰り出し、そのフレーズ毎にちょっとずつ雰囲気が変化して息をもつかせぬ展開を見せる。
創造性豊かなフレーズに、丁々発止のインタープレイを名手ならではのクオリティで聴かせるから、そりゃ悪かろうはずがない。
さらに、選曲がスタンダードは言うに及ばず、Chick Coreaが故の選曲が嬉しいところ。
500 Miles High、La FiestaにNow He Sings, Now He Sobsと来た日には、泣く子も黙るどころか笑い出すんじゃないかと。
そんななんで、まったくもって身構えずに聴けるくらいにはオーソドックスでありながら、わくわくさせるだけの展開のおもしろさも持ち合わせている。
そんなところがこの作品の大いなる価値になっている。
ベストは、だからどの曲でも良いんですが、短時間に凝縮されたDisk1の4曲めにしましょう。
"Trilogy II" Chick Corea(https://www.amazon.co.jp/dp/B07J34K4DY/)
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