"Save our Soul" 本田珠也
一昨年前にリーダー作がドドドっとリリースされた本田珠也ですが、2018年は演奏活動に終始していたんじゃないかと思いますが、2019年早々に新作がリリースされました。
2017年、怒涛のごとくリリースされたリーダー作は以下の通り。
"Second Country"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64270321.html)
"Live at Pit Inn"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64332094.html)
"ICTUS"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64398605.html)
今年は、ZEK Trioのリリースが予定されているらしい(https://www.amazon.co.jp/dp/B07P1954VH/)ので、まだ快進撃は続いているようです。
ちなみに、ZEK Trioの初作は
"ZEK!"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63976804.html)
本作のメンツは、奥さんの守谷美由貴に、ZEK Trioで共演している米木康志、先日トリオでのライブ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64671847.html)を行ったピアノの板橋文夫、荒武トリオ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63656092.html)で共演歴のあるギタリストに、先日新作(https://www.amazon.co.jp/dp/B07L9TWXLX/)が出たばかりの峰厚介が入ったセクステット編成。
本田珠也(Ds)、峰厚介(Sax)、守谷美由貴(Sax)、橋本信二(G)、板橋文夫(P)、米木康志(B)
演奏曲は、本田竹広のオリジナル6曲に、Beatlesで全部で7曲。
1. The Way To Brooklyn
2. Rippling
3. Savanna Hot-Line
4. Save our Soul
5. Second Country
6. Super Safari
7. Hey jude
ゴツゴツの4ビートの1曲め。
ライブ通りの曲順なら、冒頭からかなり飛ばした演奏が繰り広げられる。
全員のソロが回った最後に、本田のドラムソロ。ここでのドラムがなんとも熱い。
続いてバラード。
こちらは板橋渾身の美ピアノから、後半のしっとりと聴かせているベースソロが特筆か。
疾走感ある3曲めは、元はネイティブサンの曲。
ギターのカッティングが地味に格好良い。
スローな歌い上げ系の曲が4曲め。
曲調に合ったおおらかなギターソロからドロりとしたドラムソロへの展開が秀逸。
冒頭ゴッツリとしたベースソロから始まり、中盤でのアルトソロがまた気合の入ったもので、耳目を惹きつけられる5曲め。
本田珠也のある種の個性とセンスを持ち合わせた独特のドラミング。
ZEK Trioの盟友、米木康志とのコンビネーションは、重量級リズムとして見事なものを見せつける。
板橋の一聴すぐわかる個性のあるピアノが、美旋律はとことんまで美しく、熱を帯びた演奏は粗く荒く、全体を煽ってくる。
峰のサックスは渋さを感じさせ、守谷のサックスは勢いを感じさせる。
少しくぐもった音色で濃ゆいフレーズを奏でる橋本信二のギター。サックス、ピアノに主役は譲っている感じだが、それでも主張が伝わってくるような演奏を仕掛けてくる。
最後の曲の最後の例のフレーズの繰り返しをサックス2本で奏でるところが、なんとも言えない高揚感を感じさせる。
と、こうやって聴いていると、本作は本田珠也トリオの拡大版ライブ音源だったということに思い当たり、そう考えると突如の本田竹広作品集というより納得感が高い。
ベストは、エンディングの疾走感が素晴らしい6曲めになると思います。
"Save our Soul" 本田珠也(https://www.amazon.co.jp/dp/B07KLCRTWH/)
2017年、怒涛のごとくリリースされたリーダー作は以下の通り。
"Second Country"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64270321.html)
"Live at Pit Inn"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64332094.html)
"ICTUS"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64398605.html)
今年は、ZEK Trioのリリースが予定されているらしい(https://www.amazon.co.jp/dp/B07P1954VH/)ので、まだ快進撃は続いているようです。
ちなみに、ZEK Trioの初作は
"ZEK!"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63976804.html)
本作のメンツは、奥さんの守谷美由貴に、ZEK Trioで共演している米木康志、先日トリオでのライブ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64671847.html)を行ったピアノの板橋文夫、荒武トリオ(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63656092.html)で共演歴のあるギタリストに、先日新作(https://www.amazon.co.jp/dp/B07L9TWXLX/)が出たばかりの峰厚介が入ったセクステット編成。
本田珠也(Ds)、峰厚介(Sax)、守谷美由貴(Sax)、橋本信二(G)、板橋文夫(P)、米木康志(B)
演奏曲は、本田竹広のオリジナル6曲に、Beatlesで全部で7曲。
1. The Way To Brooklyn
2. Rippling
3. Savanna Hot-Line
4. Save our Soul
5. Second Country
6. Super Safari
7. Hey jude
ゴツゴツの4ビートの1曲め。
ライブ通りの曲順なら、冒頭からかなり飛ばした演奏が繰り広げられる。
全員のソロが回った最後に、本田のドラムソロ。ここでのドラムがなんとも熱い。
続いてバラード。
こちらは板橋渾身の美ピアノから、後半のしっとりと聴かせているベースソロが特筆か。
疾走感ある3曲めは、元はネイティブサンの曲。
ギターのカッティングが地味に格好良い。
スローな歌い上げ系の曲が4曲め。
曲調に合ったおおらかなギターソロからドロりとしたドラムソロへの展開が秀逸。
冒頭ゴッツリとしたベースソロから始まり、中盤でのアルトソロがまた気合の入ったもので、耳目を惹きつけられる5曲め。
本田珠也のある種の個性とセンスを持ち合わせた独特のドラミング。
ZEK Trioの盟友、米木康志とのコンビネーションは、重量級リズムとして見事なものを見せつける。
板橋の一聴すぐわかる個性のあるピアノが、美旋律はとことんまで美しく、熱を帯びた演奏は粗く荒く、全体を煽ってくる。
峰のサックスは渋さを感じさせ、守谷のサックスは勢いを感じさせる。
少しくぐもった音色で濃ゆいフレーズを奏でる橋本信二のギター。サックス、ピアノに主役は譲っている感じだが、それでも主張が伝わってくるような演奏を仕掛けてくる。
最後の曲の最後の例のフレーズの繰り返しをサックス2本で奏でるところが、なんとも言えない高揚感を感じさせる。
と、こうやって聴いていると、本作は本田珠也トリオの拡大版ライブ音源だったということに思い当たり、そう考えると突如の本田竹広作品集というより納得感が高い。
ベストは、エンディングの疾走感が素晴らしい6曲めになると思います。
"Save our Soul" 本田珠也(https://www.amazon.co.jp/dp/B07KLCRTWH/)
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