"Live" Marcin Wasilewski
Marcin Wasilewskiの名前は、2014年の"Spark of Life"(https://www.amazon.co.jp/dp/B00MI6DKS8/)が出たときにチェックした記憶があるが結果的に未購入、未聴だったようです。
もともとは、Simple Acoustic Trioというグループを作って活動していたようだが、こちらも未聴。
澤野工房の諸作をはじめ、ピアノトリオが流行っていた頃から、トリオに名前を冠したものがいくつかリリースされていた記憶はあるが、相当量のリリースがある中、全部を聴く気はなかったので、甘めのもの、甘そうなものから排除してまして、この人の演奏もこれまで聴かずじまい。
本作は、知人ブロガーの皆さんが褒めていた盤で、2018年のベストに挙げている人もいるくらい評判も良かったもの。
選曲が良かったこともあり、年が明けてからではあるがようやくといった感じに購入してきたもの。
前作も同じメンツだったが、前述の通りスルーしていました。そんなメンツは、以下の通り。
Marcin Wasilewski(P)、Slawomir Kurkiewicz(B)、Michal Miskiewicz(Ds)
演奏曲は、2曲をのぞきMarcin Wasilewskiのオリジナル。ただ、その2曲がStingの2曲め、Herbie Hancockの6曲めとちょっと気になるもの。
1 Spark Of Life / Sudovian Dance
2 Message In A Bottle
3 Three Reflections
4 Night Train To You
5 Austin
6 Actual Proof
聴き始めは、ECMレーベルらしい程よく残響をかけた温度感低めの雰囲気を最初に感じるか。
マレットによる太鼓叩き、高めの音のボウイング、慎重な音出しのピアノという冒頭から静謐な
雰囲気で始まる1曲め。
美しくも透徹でありながら、それでいて躍動的でもあるピアノ、シンバルを主体にしながらときおりタムを効果的に打ってきてドスを効かせるドラム、よく歌うフレーズを躍動的に入れてきて演奏に活力を与えているベース。
全体の雰囲気としては温度感低めの凛としたサウンドという印象であるが、実際の演奏をしっかり聴いていると、冷ややかという印象よりはアグレッシブな印象を強く感じるような印象。
演奏曲による印象だろうという意見も受け入れるが、逆にそんな演奏だからこそ、こんな曲調が映えているというのが正解だという感覚が強い。
それが故に、2曲めのStingのMessage In A Bottleとか、最後のHerbie Hancockのファンク曲であるActual Proofが違和感なく入り込んできているんだろうと感じられるが、はてさて。
ベストは・・・、個人的嗜好も含めて1曲めにさせてもらいます。
"Live" Marcin Wasilewski(https://www.amazon.co.jp/dp/B07DXJJL6Y/)
もともとは、Simple Acoustic Trioというグループを作って活動していたようだが、こちらも未聴。
澤野工房の諸作をはじめ、ピアノトリオが流行っていた頃から、トリオに名前を冠したものがいくつかリリースされていた記憶はあるが、相当量のリリースがある中、全部を聴く気はなかったので、甘めのもの、甘そうなものから排除してまして、この人の演奏もこれまで聴かずじまい。
本作は、知人ブロガーの皆さんが褒めていた盤で、2018年のベストに挙げている人もいるくらい評判も良かったもの。
選曲が良かったこともあり、年が明けてからではあるがようやくといった感じに購入してきたもの。
前作も同じメンツだったが、前述の通りスルーしていました。そんなメンツは、以下の通り。
Marcin Wasilewski(P)、Slawomir Kurkiewicz(B)、Michal Miskiewicz(Ds)
演奏曲は、2曲をのぞきMarcin Wasilewskiのオリジナル。ただ、その2曲がStingの2曲め、Herbie Hancockの6曲めとちょっと気になるもの。
1 Spark Of Life / Sudovian Dance
2 Message In A Bottle
3 Three Reflections
4 Night Train To You
5 Austin
6 Actual Proof
聴き始めは、ECMレーベルらしい程よく残響をかけた温度感低めの雰囲気を最初に感じるか。
マレットによる太鼓叩き、高めの音のボウイング、慎重な音出しのピアノという冒頭から静謐な
雰囲気で始まる1曲め。
美しくも透徹でありながら、それでいて躍動的でもあるピアノ、シンバルを主体にしながらときおりタムを効果的に打ってきてドスを効かせるドラム、よく歌うフレーズを躍動的に入れてきて演奏に活力を与えているベース。
全体の雰囲気としては温度感低めの凛としたサウンドという印象であるが、実際の演奏をしっかり聴いていると、冷ややかという印象よりはアグレッシブな印象を強く感じるような印象。
演奏曲による印象だろうという意見も受け入れるが、逆にそんな演奏だからこそ、こんな曲調が映えているというのが正解だという感覚が強い。
それが故に、2曲めのStingのMessage In A Bottleとか、最後のHerbie Hancockのファンク曲であるActual Proofが違和感なく入り込んできているんだろうと感じられるが、はてさて。
ベストは・・・、個人的嗜好も含めて1曲めにさせてもらいます。
"Live" Marcin Wasilewski(https://www.amazon.co.jp/dp/B07DXJJL6Y/)
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