Karel Ruzicka "Grace & Gratitude"
Karel Ruzickaというサックス奏者のリーダーアルバム。
リーダーは全然知らない人ですが、このアルバムはメンツ見て買いを決めています。
Jon Cowherdは、リーダー作"Mercy"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62726242.html)も1枚聴いているが、それよりもBrian BladeのFellowship Bandのピアニストと言った方がとおりは良さそう。
"Landmarks"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62687915.html)
John Patitucciは、言わずもかななベーシスト
最近作は、Wayne Shorterバンドの大作"Emanon"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64651446.html)になるのか?
リーダー作は、2015年の"Brooklyn"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63294106.html)以来出ていないようです。
ちょっと驚き。
Nate Smithは、2019年初頭のPat MethenyのBN東京公演で、 SIde Eyeのメンバーとして登場。これで一気に知名度をあげた印象。自blogでリーダー作は取り上げておらず、近作の参加作はAdam Rogersのリーダー作"Dice"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64250215.html)で聴いています。
そんなメンツを従えてアルバムを作れるってのは、双頭の逸材であろうと、そんな期待感も込めての購入です。
メンツは上掲の面々。ゲスト扱いで数曲参加なんてことはありません。
Karel Ruzicka(Ts,Ss)、Jon Cowherd(P,Fender Rhodes)、John Patitucci(B)、Nate Smith(Ds)
演奏曲は全部で8曲、すべてKarel Ruzickaのオリジナル。
01 Brooklyn Brotherhood
02 Grace To You and Peace
03 Seven Hills
04 Milagros
05 Modus Karelius
06 On Earth As It Is In Heaven
07 Flight
08 Grace and Gratitud
少しエコーがかかったような響きが聞こえることに加えて、8ビートの1曲め、6/8拍子の2曲め、3曲めも8ビートを軽やかなドラムでさらりと聴かせていて、ビート感のしっかりした平易な部類に入るような曲を淀みない綺麗な音色のサックスで奏でる曲が続く。
非常にさらりと聴かせてくれていて、ちょっと選ぶ盤を間違えたか?と思うほど。
5曲めで、速い4ビートにMichael Breckerばりの演奏が入ってきてようやく聴きごたえのある演奏。
ベース、ドラムは言うに及ばず、いずれも淀みなく流暢な演奏に、きっちり決めるところはきっちり決めており磐石な演奏をきめてくる。
Jon Cowherdのエモーショナルでキラキラした演奏は、この曲調には合っているけど、Fusion感増強に寄与しているところもありそう。
全体にJAZZとして聴いているには、さらりと聴かせるような曲と演奏が多めでちょっとものたりない印象。
さりとて、Fusionとして聴くにはちょっとシリアスな感じがして、聞き流すにはちとヘヴィな演奏。
と、中途半端な印象を抱いているのは、個人的なそのときの嗜好以外のなにものでもないがどちらかというと、Fusionとして聴いていた方が、個人的違和感は感じないかなぁ
そんなノリで安心して聴き続けてアルバムが終わる、もっともその分聴きごたえは薄らいでいる。あくまでも個人的嗜好としてはではあります。
ベストは軽快なビートがおしゃれな3曲めにしましょう
Karel Ruzicka "Grace & Gratitude"(https://www.amazon.co.jp/dp/B07KLPTPGK/)
リーダーは全然知らない人ですが、このアルバムはメンツ見て買いを決めています。
Jon Cowherdは、リーダー作"Mercy"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62726242.html)も1枚聴いているが、それよりもBrian BladeのFellowship Bandのピアニストと言った方がとおりは良さそう。
"Landmarks"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62687915.html)
John Patitucciは、言わずもかななベーシスト
最近作は、Wayne Shorterバンドの大作"Emanon"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64651446.html)になるのか?
リーダー作は、2015年の"Brooklyn"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63294106.html)以来出ていないようです。
ちょっと驚き。
Nate Smithは、2019年初頭のPat MethenyのBN東京公演で、 SIde Eyeのメンバーとして登場。これで一気に知名度をあげた印象。自blogでリーダー作は取り上げておらず、近作の参加作はAdam Rogersのリーダー作"Dice"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64250215.html)で聴いています。
そんなメンツを従えてアルバムを作れるってのは、双頭の逸材であろうと、そんな期待感も込めての購入です。
メンツは上掲の面々。ゲスト扱いで数曲参加なんてことはありません。
Karel Ruzicka(Ts,Ss)、Jon Cowherd(P,Fender Rhodes)、John Patitucci(B)、Nate Smith(Ds)
演奏曲は全部で8曲、すべてKarel Ruzickaのオリジナル。
01 Brooklyn Brotherhood
02 Grace To You and Peace
03 Seven Hills
04 Milagros
05 Modus Karelius
06 On Earth As It Is In Heaven
07 Flight
08 Grace and Gratitud
少しエコーがかかったような響きが聞こえることに加えて、8ビートの1曲め、6/8拍子の2曲め、3曲めも8ビートを軽やかなドラムでさらりと聴かせていて、ビート感のしっかりした平易な部類に入るような曲を淀みない綺麗な音色のサックスで奏でる曲が続く。
非常にさらりと聴かせてくれていて、ちょっと選ぶ盤を間違えたか?と思うほど。
5曲めで、速い4ビートにMichael Breckerばりの演奏が入ってきてようやく聴きごたえのある演奏。
ベース、ドラムは言うに及ばず、いずれも淀みなく流暢な演奏に、きっちり決めるところはきっちり決めており磐石な演奏をきめてくる。
Jon Cowherdのエモーショナルでキラキラした演奏は、この曲調には合っているけど、Fusion感増強に寄与しているところもありそう。
全体にJAZZとして聴いているには、さらりと聴かせるような曲と演奏が多めでちょっとものたりない印象。
さりとて、Fusionとして聴くにはちょっとシリアスな感じがして、聞き流すにはちとヘヴィな演奏。
と、中途半端な印象を抱いているのは、個人的なそのときの嗜好以外のなにものでもないがどちらかというと、Fusionとして聴いていた方が、個人的違和感は感じないかなぁ
そんなノリで安心して聴き続けてアルバムが終わる、もっともその分聴きごたえは薄らいでいる。あくまでも個人的嗜好としてはではあります。
ベストは軽快なビートがおしゃれな3曲めにしましょう
Karel Ruzicka "Grace & Gratitude"(https://www.amazon.co.jp/dp/B07KLPTPGK/)
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