Carmelll Jones "Jay Hawk Talk"

イメージ 1

Carmelll Jones の1965年に発売された作品で、Prestigeレーベルからのリリース。
本作は、さるイベントでPrestigeレーベルのトランペットのフィーチャされた演奏を捜していた際に、No Trunks店主からお借りしたもの。

ジャズ批評の”Prestigeレーベル”本(https://www.amazon.co.jp/dp/4915557235/)は持っているが、さすがに普段新譜ばかり聞いていると、この辺のアルバムを選べるほどには所有しておらず、Miles Davis(ただし未発表音源)を持ってくかとかKenny Dorhamなら見つけられるかとか考えたのですが、いくつかお借りした音源からのチョイスで事なきを得ています。

店主お気に入りのGeorge TuckerにBarry Harrisも好きだったような。。という2管クインテット編成。
George Tucker(B)、Roger Humphries(Ds)、Barry Harris(P)、Jimmy Heath(Ts)、Carmell Jones(Tp)

3曲がCarmell Jonesのオリジナルで、スタンダードが3曲ということになります。
1 Dance of the Night Child
2 Willow Weep for Me
3 Jay Hawk Talk
4 What Is This Thing Called Love?
5 Beepdurple
6 Just in Time

8ビートのsidewinderを彷彿とさせるノリの良い1曲めから、
Carmell Jonesのかっちりしたトランペットで奏でられるテーマが素晴らしく良く響く2曲めはフェードアウト。
以降も、4ビートを中心としたノリの良い曲を中心としたもので、全体的に陽性な曲調が並ぶ。

George Tuckerの強めに出されるベースが、いづれの曲がでも目立って聴こえてくるBarry Harrisのタイミングの良いピアノが、目立ち過ぎないがきっちりと抑えるところを抑えていて唸らされる。
曲が明るく響くのは、曲調が明るめなものを選んでいるだけでなく、Roger Humphriesの叩くドラムが陽性なところにも一因がありそう。

Jimmy HeathとCarmell Jonesの2管は、圧倒的にCarmell Jonesのトランペットが素晴らしい


ベストは、4曲目にしておきましょう。

Carmelll Jones "Jay Hawk Talk"(https://www.amazon.co.jp/dp/B001VA10T8/)

この記事へのコメント