"Terrible Animals" Lage Lund
Lage Lundのリーダー作を紹介するのは、調べたら2013年の下記作品以来でした。
"Foolhardy"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62087905.html)
リーダー作がCriss Crossレーベルからのリリースが大半で、自分がCriss Crossレーベルを最近ほぼ購入していないが故の疎遠であるのですが、こう考えると、Criss Crossレーベルだからこそ聴けるリーダー作ってのがあるってことなので、少し意識を変えた方が良いかと思ってみたり。
もっとも、リーダー作に限らなければ、参加作は2015年のJochen Rueckertの作品
"We Make the Rules" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63036270.html)
とか、2017年のRale Micicのアルバム
"Inspired" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64217570.html)
とかで聴いているので、リーダー作にこだわらなければ、問題はないんですが..。
メンツは、ベースがLarry Grenadierで、ドラムのTyshawn Soreyは名前を憶えていなかったが John Escreet, Vijay Iyer, Matt Brewer のアルバムで叩いていた人でした。
ピアニストは初のよう。
Lage Lund(G)、Sullivan Fortner(P)、Larry Grenadier(B)、Tyshawn Sorey(Ds)
演奏曲は以下の通り、すべてLage Lundのオリジナル。
01.Hard Eights
02.Aquanaut
03.Suppressions
04.Haitian Ballad
05.Ray Ray
06.Octoberry
07.Brasilia
08.Take It Eas
09.Terrible People
10.We Are There Yet
冒頭の、逆再生のような音を入れた一音で、アバンギャルドなサウンドを予想したが。往時のBill Frisell、Kurt Rosenwinkel等最近の人気ギタリストを意識したようなサウンドに、さらにエフェクトたような音作りを積極的に使用して、音色的にはアバンギャルドではあるが、コンテンポラリ色濃いめの個人的思考には良くあったサウンド。
きらびやかでありながら思索的な、Sullivan Fortnerのピアノも、ソロとか注視して聴いていると、なかなか面白いことを演っていて侮れないが、全体的にもこのアルバムでの役割は結構重要だと感じられる。
Tyshawn Soreyのドラムは、曲と場面によっては音数はかなり多めではあるが、サウンドが軽めなので、あまりやかましさには繋がっていない印象。
全体的にも、不協和音、フリーフレーズとかを随所に紛れ込ませ調和感を微妙に外してくる、アバンギャルド色を出した作風。
ベストは、2曲めにします。
"Terrible Animals" Lage Lund(https://www.amazon.co.jp/dp/B07LD8VFH8/)
"Foolhardy"(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a62087905.html)
リーダー作がCriss Crossレーベルからのリリースが大半で、自分がCriss Crossレーベルを最近ほぼ購入していないが故の疎遠であるのですが、こう考えると、Criss Crossレーベルだからこそ聴けるリーダー作ってのがあるってことなので、少し意識を変えた方が良いかと思ってみたり。
もっとも、リーダー作に限らなければ、参加作は2015年のJochen Rueckertの作品
"We Make the Rules" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63036270.html)
とか、2017年のRale Micicのアルバム
"Inspired" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64217570.html)
とかで聴いているので、リーダー作にこだわらなければ、問題はないんですが..。
メンツは、ベースがLarry Grenadierで、ドラムのTyshawn Soreyは名前を憶えていなかったが John Escreet, Vijay Iyer, Matt Brewer のアルバムで叩いていた人でした。
ピアニストは初のよう。
Lage Lund(G)、Sullivan Fortner(P)、Larry Grenadier(B)、Tyshawn Sorey(Ds)
演奏曲は以下の通り、すべてLage Lundのオリジナル。
01.Hard Eights
02.Aquanaut
03.Suppressions
04.Haitian Ballad
05.Ray Ray
06.Octoberry
07.Brasilia
08.Take It Eas
09.Terrible People
10.We Are There Yet
冒頭の、逆再生のような音を入れた一音で、アバンギャルドなサウンドを予想したが。往時のBill Frisell、Kurt Rosenwinkel等最近の人気ギタリストを意識したようなサウンドに、さらにエフェクトたような音作りを積極的に使用して、音色的にはアバンギャルドではあるが、コンテンポラリ色濃いめの個人的思考には良くあったサウンド。
きらびやかでありながら思索的な、Sullivan Fortnerのピアノも、ソロとか注視して聴いていると、なかなか面白いことを演っていて侮れないが、全体的にもこのアルバムでの役割は結構重要だと感じられる。
Tyshawn Soreyのドラムは、曲と場面によっては音数はかなり多めではあるが、サウンドが軽めなので、あまりやかましさには繋がっていない印象。
全体的にも、不協和音、フリーフレーズとかを随所に紛れ込ませ調和感を微妙に外してくる、アバンギャルド色を出した作風。
ベストは、2曲めにします。
"Terrible Animals" Lage Lund(https://www.amazon.co.jp/dp/B07LD8VFH8/)
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