徳田雄一郎 "Wind"

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本作は、さる知人の方に教えてもらったもので、ギターの鈴木直人が良いというというのがそもそもの発端だったと記憶しています。
他のメンツでは、ドラムの柵木君はライブで生で聴いたことがありますが、他の人は初だと思います。。

そんなメンツは以下の通り
徳田雄一郎(As,Ss,Vo)、鈴木直人(G)、柳隼一(P)、大垣知也(B)、柵木雄斗(Ds)

演奏曲は以下の通り、すべて徳田雄一のオリジナル。
01 MANDALA
02 WIND from Normandy
03 Brings Me Southern Distance
04 Verano De Escocia ~ Summer in Scotland
05 KAMOME ~ Seagull
06 The Hat Catches The Leeway
07 Sweet Dreams My Love
08 Lotus Flowers
09 One Flag
10 WIND ~ Prayer
11 WIND ~ Space Dreamers Version

日本人の演奏するフュージョンとしては、テクニック偏重になっていない、程よく心地良いサウンド。
この辺は個人的嗜好との兼ね合いではあるが、最近の邦人ジャズとしては、ダンスに寄り過ぎず、速度に執心せず、良い塩梅のスタイルではないかと思う。

4曲めで手拍子を入れ、そこはかとなくPMGからの影響を感じさせる。もっともあんな複雑なパターンではないが。

7曲めだけボーカルが入っていて、ここでちょっと雰囲気が変わる。
アルバムの中ではインターバル的な位置付けになるんでしょう。

8曲めはsong for bilbaoを彷彿とさせるような曲で、どことなくブレッカーバンドの影響を垣間見せる。

サックスはノンビブラートを基本とする奏法を持ち味としていて、これも個人的嗜好ではあるが、このバンドと演奏の中では、特にスローな曲ではもう少し抑揚があっても良いようには感じた。

そんなことを考えながら聴き進むと、ギターがクールなスタイルを基調にしているが、程よく熱気を孕んだ演奏で痒いところに手が届くようなタイミングとフレーズで個人的には結構気に入っている。

自Blogを漁ると、なんとこのギタリストは生で見て(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63728914.html)いまして、あのときはかなりのブチ切れ演奏だったようなので、表現の振り幅がかなり大きいことがわかる。

ベースは、エレベを使用していてエレベらしい良く動くフレーズではあるが、高音方面へは進出は控えめで、これは(個人的嗜好としては)好感触。

前述のとおり、柵木も生で聴いて(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63835477.html)いる一人。当時の記憶的には本作でもちゃんと持ち味の出た演奏をしている印象。
※ギタリストもドラマーも3年前なんで偉そうなこと言えない..。 orz

ベストは9曲めにしましょう。

徳田雄一郎 "Wind"(https://www.amazon.co.jp/dp/B07G2MYVD3/)

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