江藤良人、加藤一平、早川岳晴(20190629)

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ギタートリオでエレクトリックマイルスを演るって告知で、そのメンツに加藤一平、早川岳晴の名前があれば、それはどういう演奏になるか薄々予感しつつ、そんな予想を上回る演奏が聴けるんじゃないかと、そんな期待感を持って開場に赴きました。

メンツをあらためて
 江藤良人(Ds)、加藤一平(G)、早川岳晴(B)

19:30の開場直後くらいにお店に着いたんですが、すでに5~6人のお客さんが入っていました。
とはいえ、いつも座る席は確保できたので、そこで開演を待ちます。
20:00開演予定なんですが、この30分にお客さんがどんどんやってきて、定刻にはほぼ満席。

定刻を5分も過ぎたところで演奏スタート。加藤のMCから。
もともとは、ドラムの江藤から加藤に声がかかって、ベースは誰が良い?という問いに早川を要望(&快諾)にて、このユニットが完成したとのこと。

最初に曲名を言ってから演奏スタート。
たしか spanish key, in a silentway, directions なんて言ってた気が..。

ちゃんと譜面台に譜面を用意し、いずれの曲もどこかでしっかりとテーマを提示してくれるので、どの曲を演っているのか判らなくなることはないし、ドラムパターンだったり、テーマ進行の拍だったりすると思うが、その曲として抑えるところはある程度は抑えられているので、エレクトリックマイルスを聴いたことがあれば、その曲にノッて気持ちよく体をタテにヨコに揺らしながら...。

と、先に書いておきますが、実際の演奏は、江藤のパワフルなドラムに、こちらもいつも通り(いや以上か?)にゴリゴリと低音をかき鳴らし。
そして、いつもながら(もしかしたらいつも以上?)に暴力的な..実際には非常に突拍子もない過激なサウンドであることが多いのは事実であるが、痒い所に手が届く的に、この場面で鳴らすのかこの音色でこのフレーズをこの音量でと、足回りの機材を使って、音色変化、ディレイととても繊細にコントロールしている。

こんなサウンドが、さらに音量が大きいのと相まって、陶酔されたような洗脳されたようなトリップしちゃったような、そんな感覚に襲われる。

セットの終わりにようやくメンバー紹介。「はやかわたけはるさま~っ、」と様付けでやってたのがご愛敬。

2ndセットは、21:15くらいからだったか。
こちらも曲名を先に言ってました。こんな Jean Pierre, bitches brew, jack johnson 布陣だったと記憶。

1stセットが40分くらい、2ndセットがアンコールを入れて50分超くらいだったか。アンコールはBlack Satin
演奏するほうも相当体力を使うと思うが、聴くほうも相当体力を使ったので、両セットとも1時間に満たなかったが、満足度も 充足度も充分に満たされた。

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