追悼 Joao Gilberto

Bossa Novaも、実はそう系統立てて聴いているわけではなく、ふとしたタイミングで耳にしたサウンドが良いなぁと聴いていた程度でした

そんなころ、ちょっとレアになっていた下記アルバムを入手して聴いたことで、あれもそれもこれも Joao Gilberto なんだと名前を覚えたようなところがありました。
　"38 Titres De Bossa Nova" (https://www.amazon.co.jp/dp/B00004UQJG/)

そんななんで、2003年の初来日はスルーしましたが。。
そこで多くの逸話がネット上を蔓延しまして
　曰く、開演時間に滞在先のホテルを出発した、9月の公演なのにホールにエアコンが入っていなかった、
　演奏の途中で数十分Joao Gilbertoが動かなかった。。。

伝説は体験しておかなければいけないと、翌年の公演はなんとかチケットをとって現場を体験してきました。
初来日時は、何が起こったか聴衆がわからないから多少なりともざわめきがあったようですが、翌年の来日は、聴衆が挙動をわかっていたので、すべてを温かい目でやさしく見守ることができ、すべての伝説を、至福の気分で体感することができました。

　"Joao Gilberto" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a15917892.html)
　　　当時は、なんと簡潔な内容の記事を書いていたのかｗ　

2006年に3度めの来日を果たしていますが、伝説は1回だから伝説だと自分に言い聞かせ、その年は赴きませんでした。


2004年の1回限りの体験ですが、とても貴重な体験と至福な時間を過ごしたのは自分の中の伝説にもなりました。
ご冥福をお祈りいたします。