"No Man Is An Island" Ziv Ravitz
Ziv Ravitzの名前は、ここのところ、CD買ってきてクレジットを見るとちょこちょこ名前を見かけていた人。
自blogで参加作を漁ると、Shai Maestro、Yaron Hermanのここのところ注目度高めの2人のピアニストのアルバムに参加していることがわかります。
自分が名前を覚え始めたのを良いことに、これが満を持しての初リーダー作だと思っていたら、実は2012年に既にアルバムが出ていました。
"Images from Home" (https://www.amazon.co.jp/dp/B00332DLHG/)
なので、Ziv Ravitzのリーダー作としては、これが2作めということなんでしょう。
メンツは、Will Vinson, Nir Felderとのベースレストリオを基本にゲストが入る構成。
Ziv Ravitz(Ds,Key)、Will Vinson(Sax)、Nir Felder(G)
Gilad Hekselman(G:1,2,6)、Camila Meza (Vo:9)、Vincent Peirani (Accordion:10)
演奏曲は、下記10曲で、1曲を除いてZiv Ravitzのオリジナル。
最後の曲だけEvyatar Banaiの作になるもの。
1. Naomi
2. Peire Aussane
3. No Man is an Island
4. Emma and Mika
5. The Story Teller
6. The Dragon
7. Instant
8. If I Only Had an Answer
9. Peire Aussane II
10. Sleep Next to Me
1曲めでドラムがほとんど前に出てこないのを聴くと自身の演奏を主体としたアルバム作りでなく、コンポーザー的なに重きを置いたそんな気配を感じる。
2曲め以降では、なかなかぶっ飛んだ格好良いドラミングを聴かせる場面も多々あり。
曲調としては、あまりビートを効かせたゴツゴツした曲というよりは、ゆったりめの曲が多めで、気持ち良く身を委ねるような聴き方で気持ちよくなれるような、そんな印象。
Will Vinsonのサックスは、曲調に合わせて程よく抑制の効いた良い演奏を聴かせていて、このクールな佇まいを見せる演奏がこれまで聴いてきた彼の演奏の中では、一番秀逸に感じられる。
Nir Felderのギターは、サックスの主旋律から、ドラムのリズムから、程よく逸脱したフレーズで存在感を見せつける。
このギターがバンドの中で一番目立っていると感じるのは、自分の嗜好だけではないと思う。
3曲でGilad Hekselmanが客演。
程よくテイストの異なる2本のギターって感じで、2ギターが違和感なく溶け込んでいる。
クレジットをあらためて眺めるとベースがいないことがわかるが、あまりそれを意識する場面はなく、ドラムの低音が良く出ていることと、ギターも低音を少々強調気味に響かせていることなんかが効いている感じ。
9曲めには、Camila Mezaのボーカル。
ドラムのシンプルなサウンドをバックに多重録音で3〜4声を重ねてくる。
せっかくならギターも弾けば良いのにと思ったら、最後に聴こえるギターは誰!?
全体に雰囲気が重めなのと、ところどころボイスが入ってくるのが、個人的嗜好からは気になる部分ではあるが、それぞれの演奏自体はがっつり聴き応えのあるものではあると思う。
ベストは、6曲め。
"No Man Is An Island" Ziv Ravitz(https://www.amazon.co.jp/dp/B07PDTWC31/)
自blogで参加作を漁ると、Shai Maestro、Yaron Hermanのここのところ注目度高めの2人のピアニストのアルバムに参加していることがわかります。
自分が名前を覚え始めたのを良いことに、これが満を持しての初リーダー作だと思っていたら、実は2012年に既にアルバムが出ていました。
"Images from Home" (https://www.amazon.co.jp/dp/B00332DLHG/)
なので、Ziv Ravitzのリーダー作としては、これが2作めということなんでしょう。
メンツは、Will Vinson, Nir Felderとのベースレストリオを基本にゲストが入る構成。
Ziv Ravitz(Ds,Key)、Will Vinson(Sax)、Nir Felder(G)
Gilad Hekselman(G:1,2,6)、Camila Meza (Vo:9)、Vincent Peirani (Accordion:10)
演奏曲は、下記10曲で、1曲を除いてZiv Ravitzのオリジナル。
最後の曲だけEvyatar Banaiの作になるもの。
1. Naomi
2. Peire Aussane
3. No Man is an Island
4. Emma and Mika
5. The Story Teller
6. The Dragon
7. Instant
8. If I Only Had an Answer
9. Peire Aussane II
10. Sleep Next to Me
1曲めでドラムがほとんど前に出てこないのを聴くと自身の演奏を主体としたアルバム作りでなく、コンポーザー的なに重きを置いたそんな気配を感じる。
2曲め以降では、なかなかぶっ飛んだ格好良いドラミングを聴かせる場面も多々あり。
曲調としては、あまりビートを効かせたゴツゴツした曲というよりは、ゆったりめの曲が多めで、気持ち良く身を委ねるような聴き方で気持ちよくなれるような、そんな印象。
Will Vinsonのサックスは、曲調に合わせて程よく抑制の効いた良い演奏を聴かせていて、このクールな佇まいを見せる演奏がこれまで聴いてきた彼の演奏の中では、一番秀逸に感じられる。
Nir Felderのギターは、サックスの主旋律から、ドラムのリズムから、程よく逸脱したフレーズで存在感を見せつける。
このギターがバンドの中で一番目立っていると感じるのは、自分の嗜好だけではないと思う。
3曲でGilad Hekselmanが客演。
程よくテイストの異なる2本のギターって感じで、2ギターが違和感なく溶け込んでいる。
クレジットをあらためて眺めるとベースがいないことがわかるが、あまりそれを意識する場面はなく、ドラムの低音が良く出ていることと、ギターも低音を少々強調気味に響かせていることなんかが効いている感じ。
9曲めには、Camila Mezaのボーカル。
ドラムのシンプルなサウンドをバックに多重録音で3〜4声を重ねてくる。
せっかくならギターも弾けば良いのにと思ったら、最後に聴こえるギターは誰!?
全体に雰囲気が重めなのと、ところどころボイスが入ってくるのが、個人的嗜好からは気になる部分ではあるが、それぞれの演奏自体はがっつり聴き応えのあるものではあると思う。
ベストは、6曲め。
"No Man Is An Island" Ziv Ravitz(https://www.amazon.co.jp/dp/B07PDTWC31/)
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