"Winds Of Change" Alexa Tarantino

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この盤も完全にメンツ買い。
ピアノが、Christian McBrideのライブ盤"Live at The Village Vanguard" (http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63436384.html)での演奏を聴いてこりゃ凄いと意識したChristian Sands。
ベースが、先ごろリーダー作“Etoilee”(http://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64807361.html) をリリースしたJoe Martin。
ドラムが、自blogでは、ここの所登場頻度が高いRudy Royston。
という布陣。
リーダーのAlexa Tarantinoは、本人のhp(https://alexatarantino.com/projects/discography/)を見ると、2015年のアルバムが前面に出てきた初のアルバムにみえて、そのジャケの顔は相当幼いので、かなり若い逸材なんだと予測できます。
このディスコに出ているLauren Sevianの昨年作 "Bliss" (https://www.amazon.co.jp/dp/B07JKBWLFW/) のメンツが良いんで、これも発注出しましたw
メンツは以下の通り。
Alexa Tarantino(Woodwinds)
Christian Sands(P)、Nick Finzer(Tb:2,79)、Joe Martin(B)、Rudy Royston(Ds)
演奏曲は全部で10曲。2曲を除いてAlexa Tarantinoのオリジナル。
1.Wisp After Wisp
2.Face Value
3.Seesaw
4.Breeze
5.Zingaro
6.Square One
7.Calm
8.Undercurrent
9.Ready Or Not
10.Without
Alexa TarantinoのWoodwindsは、ソプラノ、アルト、テナーのサックスとフルートを使っているのかな?
4ビート、8ビートを基調としたしなやかで洗練感のある曲調が並ぶ。
Alexa Tarantinoのサックスも、そんな曲調によく合っている、しなやかな、という形容詞がよく合うサックスを聴かせ、時に速いフレーズを紛れ込ませるのが得意技か。
曲調が曲調なんで、あまり主張の強い演奏を披露というわけにはいかないRudy Roystonではあるが軽快に演奏のノリを引き出していて、好印象。
だんだんと小技の磨きもきってきているような印象を最近受けている。
そして、Christian Sands。
やっぱり曲調が曲調なんでがっつりとした演奏は期待薄ではありますが、ていねいに行方を追っているとところどころおもしろいことを演っていて、こういうのを追うのも結構楽しいんです。
Nick Finzerのトロンボーンが数曲だけの起用だが、少ない参戦だけに、その存在感が際立っている。際立つくらいに耳目に値する演奏をしているのは間違いないでしょう。
ベストは2曲めにしておきます。
"Winds Of Change" Alexa Tarantino(https://www.amazon.co.jp/dp/B07R1GMBS2/)

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