"JAZZ(2023)"の記事一覧

"Sait-On Jamais" Jonathan Orland / Jean-michel Pilc

Jean-Michel Pilcの新作はJonathan Orlandとの共作で、Serge Gainsbourgの曲集というフランスならではの企画。 Serge Gainsbourgの曲をジャズで演ってるってのも珍しい気がしている。 自blogで検索をかけたらBrad Mehldauのアルバムに、タイトルがSerge Ga…

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"Trio Grande Urban Myth" Will Vinson, Gilad Hekselman, Na…

アルバムタイトルが"Trio Grande"でメンツは3人並列表記が前作から踏襲されていて、サブタイトルにUrban Mythが付加されているということでよさそう。 これは、その4年ぶりの新作で、前作の紹介は以下のとおり。  "Trio Grande" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/ar…

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"Days In The Desert" High Pulp

本作は、先日の2023年の年間ベスト大会(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/502185947.html )でかかった盤で、おもしろかったので聴くタイミングをうかがっていたもの。 ようやく聴くことができたので、紹介します。 High Pulpというユニットは2017年に結成され…

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"Standards, Songs and Blues" Jean Michel Pilc

Jean Michel Pilcも新譜を見つけたら入手を試みるミュージシャンですが、欧州だとすべてが入手できるわけでもなく、買い逃していた旧作になるとさらに入手は困難になってくることになります。 本人のhp(https://www.jeanmichelpilc.com/discography ), wikiなどを確認すれば買い…

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"Grand Company" Ray Gallon

Ray Gallonというピアニストは初聴きですが、本人のサイト(https://raygallon.com/bio-short )をみると30年以上活動をしている人らしいが、録音の項をみてもアルバムは2021年の作品1つしか紹介されておらずこれが2枚めのリーダー作ということになるようです。 本作は、重鎮Ron Carte…

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"Charm" Rez Abbasi

正確には、 Naya Baaz というユニットのアルバムで、Rez AbbasiとJosh Feinbergがそのメンツということのようです。 が、わかりにくいので表題はRez Abbasiにしときます。 Rez Abbasiを聴くのは2021年の下記作以来。  "Django-shift" (https://ja…

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"Call On The Old Wise" Nitai Hershkovits

Nitai Hershkovitsのソロは、2018年にリリースされていますが、これがソロとしては2作めということで大丈夫だと思います。  "New Place Always" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64553876.html ) リーダー作はすべて勝ってい…

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"Diatom Ribbons" Kris Davis

Kris Davisのリーダー作は、2017年に下記作を聴いていますが、その後は特に食指が伸びず..。  "Duopoly" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64032647.html ) 参加作は、最近の話題作に登場しています。  "In Common 3" (h…

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"Most Peculiar" Lage Lund

Lage Lundのリーダー作としては、2019年の下記作以来なので4年ぶりになるのか。  "Terrible Animals" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a64789005.html ) ただしこの間にOWL Trioでのアルバムが出ているので、聴くブランクがあ…

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"Valleys & Mountains" Rymden

Rymdenという、e.s.t.のベーシストとドラマーが、"New Conception of Jazz"(https://www.amazon.co.jp/dp/B000023XCM/ )で一世を風靡したBugge Wesseltoftと組んだバンドの、これが4作めになるようです。 3作め "Rymden + Kork" (…

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"Owl Song" Ambrose Akinmusire

Ambrose Akinmusireのリーダー作を聴くのは2020年の下記以来。  "On The Tender Spot Of Every Calloused Moment" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/476866430.html ) このあと、2023年にソロ…

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"Future Is Now" Chick Corea Elektric Band

2021年に亡くなった(https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/480002066.html )Chick Coreaが生前最後にリリースを準備していたもので、2016~2018年の演奏からピックアップした選曲。 最後は、Bernie KirshとDave Wecklが作品に仕上げ…

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"Inner Light" Mike Dirubbo

Mike DiRubboのリーダー作です。 過去に聴いた記憶がなかったのですが、自blogを検索したところ"Live at Smalls"シリーズにリーダー作があり、2018年に下記記事を出していました。  "Live at Smalls" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/arti…

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"Reality Is Nuance" Albert Vila

Albert Vilaを聴くのは2023年5月の下記作以来ですが、本作は聴かせてもらえました。  "Levity" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/499021454.html ) 前作はソロでしたが、本作は待望のギタートリオ。 しかもRudy Roystonが入…

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"Life Songs" Marshall Gilkes

Marshall Gilkesは、おもにMaria Schneider Orchestra のメンツとして聴いているトロンボーン奏者のリーダー作で、メンツを見てもわかる通り大所帯の作品。 前作は聴かせていただいてましたが、今作と同様の大所帯ではあるが、あちらは実力者揃いのカルテットが中心となっているような感じだったが、…

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"Songs Against Loneliness" Eva Klesse

Eva Klesseというドイツの女性ドラマーのリーダー作ですが、この人は参加作含め初聴きの人でした。 本人のhp(https://evaklesse.de/about/ )がありまして、そこで確認すると14枚のアルバムが掲載されているので、これが14枚めのリーダー作ということになるようです。 他のメンツですが、本来…

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"Triple Play" Oz Noy

Oz Noyの新作です。直近の紹介が2023年7月なので1年に2枚のアルバムをリリースしたってことになります。  "Squeeze It" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/500054418.html ) これは、Ozone Squeezeの2作めという扱いだったという…

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"Dust Settles" Pete Zimmer

Pete Zimmerというドラマーの6枚めのリーダー作になると思いますが、この人は初聴き。 ただし、他のメンツは知ってる名前が並ぶ。 Peter Bernsteinは言わずもかな。 Stacy Dillardは、"Good & Bad Memories" (https://jazz-to-audio.sees…

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"Swing Low" Michael Dease

Michael Deaseのリーダー作を聴くのはこれが初です。 調べると、2005年から15枚以上のリーダー作を出していて、縁がなかったというか、トロンボーンとかバリトンサックスの人のリーダー作になかなか手が出ていないということでしょう(偏見) 前作のメンツもそそられるので、あまり偏見を持たないほうがいいと思います。  "…

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