"In Pursuit" Donny McCaslin

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Donny McCaslinのリーダー作は、wikiの記載では、1998年の"Exile And Discovery"から2018年の"Blow."まで13枚記載がありますが、2008年の"Recommended Tools"からは出たら買いしていて、初作はあとから聴いてまして、このうちの8枚を聴いています。
その記録は以下のとおり。

Donny McCaslinと言えば一般的には、David Bowieの遺作に参加したことで知名度があがり一気に有名になったという認識だと思います。
たぶん、これがあるために次作("Blow")のハードルは上がったと思うし、この次の新作はさらに高くなっていると推測。
そんな新作を待っているあいだに、出たら買いする直前のアルバムを聴く機会が得られましたのでその紹介。

メンツは、このあとも共演が続くBen Monderを擁した2サックスのピアノレスの6人編成
Donny McCaslin(ts,fl,alto fl), David Binney(As), Ben Monder(G), Scott Colley(b), Antonio Sanchez(Ds), Pernell Saturnino(Per)

演奏曲はすべてDonny McCaslinのオリジナルで全部で9曲。
1 A Brief Tale
2 Descarga
3 Madonna
4 Sea of Expectancy
5 In Pursuit
6 Village Natural
7 Send Me a Postcard
8 Fast Brazil
9 Festival in 3 Parts

2本のサックスの、音色、音程、フレーズ、の微妙なズレが、低音ののっかり具合とともにサウンドの迫力に繋がっていて殊のほか格好良い。
この両者によるアンサンブルの妙に加えて、両人のソロが、また官能的でこちらもまたなんとも素晴らしい。
そして、ギターのBen Monder。
なんといってもバッキングでの演奏が秀逸で曲調に的確な演奏でありながら存在感のあるバッキング、要所ではフリーにガガッといく場面も。
1曲めがアフリカのリズムに近いサウンド
2曲めもパーカッションが主導するリズムにベースでのイントロが印象的。
7曲めがミニマルっぽいシンプルなリズムが延々と続くリズムの印象が強い曲
8曲めがタイトルにブラジルと付くが、軽快なリズムが心地良い
9曲めのギターがカリンバぽいサウンドを奏でる。
全体に、アフリカンなテイストが根底に流れているんじゃないかと感じられる。
もっとも中ほどの曲は、よりコンテンポラリー系の格好良い曲が多めで、そこにスピリチュアルフレーバーを入れてくるような骨太な曲調が並ぶ
6曲めのほとんどパーカッションのリズムだけでサックスソロを繰り広げているのもインパクトは強い

ベストは3曲め

"In Pursuit" Donny McCaslin (https://www.amazon.co.jp/dp/B000PHW2HW/ )

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